Adapting Neural Networks for the Estimation of Treatment Effects
イントロ
- 観測データからの因果効果の推定を考える
- ランダム化比較試験 (RCT)が高いあるいはできない場合でも観測データが使える
- 因果推論においては交絡因子に配慮する必要がある
- 対処法の一つは共変量に関する情報を集めること
- 共変量が全ての交絡因子を含む場合, 因果効果が推定できる
- このあと観測されていない交絡因子がないという設定で議論する
- 出力 \(Y\) (回復するか否か)に対する交絡因子 \(T\) (投薬)の効果を共変量 \(X\) (疾患重症度や社会経済的地位)を考慮して推定する
- 因果推論にニューラルネットを用いる
- 因果効果の推定は二段階で行う
- 初めにconditional outcomeと傾向スコアを用いてモデルをfitさせる
- その後フィットさせたモデルを後段の推定器に入力する
- 因果推論の質を上げるためにニューラルネットをどうアレンジするかが鍵